葛飾北斎が産まれたと言われる墨田区は、『すみだ珈琲』をはじめ、格別なひとときが過ごせる喫茶やカフェ、甘味屋が豊富。
そこで今回は、コーヒー…ではなく、甘味をピックアップしたく、錦糸町で随一の甘味屋として知られる『北斎茶房』へ足を運んでみました。
こちらのお店は、かき氷やパフェ、大福などの和スイーツがメインですが、実は定食も大人気!丁寧な接客と丁寧に作られたスイーツを含めたフードメニューの味はピカイチと評判なんですよ。それではご紹介いたします。
目次
創業は2003年で公式サイトはなし!口コミだけで広がる噂の名店
甘味処『北斎茶房』は、錦糸町駅から徒歩約9分。亀沢の北斎通り沿いにあるお店。
ここの凄いところは今では超珍しい、公式サイトやインスタグラム、FacebookなどというSNSを一切やっていないところ。筆者も調べて見ましたが、出てきたのは記事を含めた口コミだけ。
そして筆者が知ったきっかけも口コミです。念のため再度、甘味処『北斎茶房』を調べてみましたが、公式のSNSは一切でできませんでした!
和の雰囲気漂うお店は“長屋をリノベーション”
甘味処『北斎茶房』の人気の秘訣は和スイーツやフードメニューだけでなく、木の味わいが堪能できる和テイストが素敵な古民家だから。
なんでも天井が高い変わったお店は、元々は長屋の倉庫としで使われていたそう。その後はアトリエ→甘味処『北斎茶房』ができたようです。
リノベーションしただけあって古き良き雰囲気を大切にしながら、真新しさも感じられる店内が素敵。
そんな店内は、入る人たちを魅了。素朴かつ、甘味処『北斎茶房』ならではの独特の雰囲気に「また来たい♡」と思わされているようです。
特等席は座敷のちゃぶ台のある席
美味しさの秘訣は“全員が職人さん”だから♡
なんでも食事を作っている方々は京都のお店に弟子入りした方々ばかりなんだとか!さらに凄いのは、アルバイトも雇っているようですが、接客も食事を作っている職人さんが行っているという噂もキャッチ。
甘味処『北斎茶房』は、店内の雰囲気やスイーツなどのフードメニューの見た目はもちろんですが、料理の腕と素材にも、とことんこだわった本格的な甘味屋なことが大人気の秘訣に。
京都で修行をした職人が丹精込めて作った和スイーツや抹茶などメニューが盛りだくさん。
引用: https://s.kakaku.com/tv/search/keyword=茶房%2B和/
店頭の看板は必ず確認!甘味処『北斎茶房』メニュー
甘味処『北斎茶房』ではランチやおすすめメニューを店頭の看板に表示。こちらは必ず見ることをおすすめします!
なぜならば、筆者が行ったときは、ランチの案内は店内で見られるメニューに記載があり。ですが、残念ながら「春ぱふぇ」などの季節限定のスイーツメニューの記載はなしだったからです。
そして筆者が行ったときのランチの内容は下記になります。
本日の和デリプレート930円
→お惣菜4品、ご飯、お味噌汁のセット
国産手羽先の柚子胡椒焼き、北海サーモンのお刺身、豆もやしと小松菜のナムル、ひじきと国産大豆の旨煮。実はサーモン好きで…こちらも頼みたかったのですが、甘味屋ということでスイーツに決定。定食は今回は断念しました。
週替わりパスタ 800円
→ベーコンと筍の子の和風パスタ
釜揚げうどん 800円
→鶏肉とお野菜のつけ汁
超頼みたかった!季節限定甘味
- 春あんみつ 1060円
- さくらあいす 500円
- 春ぱふぇ 940円
- さくらアイス最中と宇治抹茶のセット 1000円
口コミを見て行かなかったため、見逃してしまった季節限定のスイーツ…。「さくらあいす」や「春ぱふぇ」…ものすっごく食べたかったです。来年に期待したいと思います。
店内のメニューは古いアルバムみたい♡
甘味処『北斎茶房』は素朴な古民家カフェというだけあって、1つ1つのアイテムの古さがたまらない!その中の1つにメニューがあります。
まるでアルバムみたいで、ぱらぱらとめくるのが楽しいのなんのと。ついつい何回も見返してしまいました♡
定番メニューで次に食べたいのは「白玉パフェ」!
白玉パフェ 940円
実は筆者が今回、甘味処『北斎茶房』に行って食べたいと思ったものの1つが「白玉パフェ」です。メニューを見てみると、甘味職人が丁寧に作った大きめの白玉がどんっとのっているではありませんか!これが自家製でもちもち食感と知って、食べたいと思わない人はいないはず!(笑)
実際に注文!美味しかったメニューはこれ!
釜揚げうどん「鶏肉とお野菜のつけ汁」
筆者の主人はお腹が空いていたので、ランチメニューで「鶏肉とお野菜のつけ汁」を注文。
うれしいことにランチメニューを頼めば、「大納言 最中」が250円、「大納言 最中のアイス付き」が350円と言う特別価格で注文可能に!もちろん甘味屋に来たのだからと、“注文しない”と言う選択はなし。「大納言 最中のアイス付き」を注文しましたよ!
「ひじきの煮物」がセット!!
「鶏肉とお野菜のつけ汁」のセットメニューは記載なしでしたが、「ひじきの煮物」がセットでした。
体に優しい甘めの味付けで食べるのが進む味!
楽しみにしていた「鶏肉とお野菜のつけ汁」のうどんは、ちゃんと釜から食べられるのもうれしい!
麺は白玉みたいにもっちもち!味は「田舎うどん」といったところでしょうか。素朴な味付けが体と心をほっこりとさせてくれました。またゆっくりと食べたい1品。
アイスが大きい!「大納言 最中のアイス付き」
350円だから…アイスが小さいのでは?と思っていた筆者。
全くそんなこともなく、テーブルに置かれたのは、どんっと大きなアイス付きの最中で主人と2人でびっくり!
あんこは、はじめてこんなに美味しいつぶあんを食べた!と思うほど、くどくなく、上品な味わいが最高!最中もさくっとふわっとした食感がやみつきに。
茶房特製あんみつ「七福」
筆者が思わず食べたい!と思ったのが抹茶とバニラのアイスがどんっとのったボリューミーな茶房特製あんみつの「七福」です。
“素材にこだわり、自家製で丁寧に”を信条に作られただけあって、材料は最高級のものを使用。
そんな使われている材料を詳しく説明すると“小豆の殿様”と言われている兵庫・丹波産の大納言のつぶあん100%をはじめ、もちもちした白玉は、注文してから作るというシステムで新鮮な状態で盛り付け。さらにもなかの皮はもち米100%で、京きな粉、寒天、求肥、白玉、旬のフルーツが超豪華に使われているあんみつなんです。
見た目がお気に入りすぎて何度も写真を撮ってしまったほど。
フルーツの飾り切りが美しい…。これが食べられるなんて本当に幸せすぎます!!!
添えられている黒蜜は、徳之島産黒糖から丁寧に作られたもので、さとうきびの搾り汁は精製せずにそのまま煮詰められたものなんだとか!
どうりで、しっとりとろとろな食感も上品さが感じられる味だと思いました。美味しいのに栄養も豊富ってありがたいですね。
甘味処『北斎茶房』まとめ
甘味処『北斎茶房』にはじめて行きましたが、錦糸町にこんなにも素敵な甘味屋があったなんて!錦糸町はよくうろうろする場所なので、甘味処『北斎茶房』は筆者の大切なくつろぎの場所の1つになりそうです。ぜひ、皆さまも行ってみてくださいね。
甘味処『北斎茶房』アクセス
場所: 東京都墨田区亀沢4-8-5
営業時間:
11:30~22:00(ラストオーダーは21:00)
ランチ:11:30~14:00(土日祝は14:30まで)
ディナー:17:00~21:00
TEL: 03-5610-5331